多岐に渡る素晴らしいサイトですね。 国宝 日光東照宮 正面唐門及び背面唐門の特に「背面唐門」の画像を見つけようと辿り着きました。
通常「正面唐門」は単に「唐門」と呼ばれていることがほとんどの中で、国指定文化財データベースと同じ、「正面唐門」を使ってらっしゃるので、もしや「背面唐門」の画像をと期待しましたが...「背面唐門」は一般に非公開の様でしかたありませんね。文化庁データべースによると「背面唐門」の形式は、一間一戸平唐門、銅瓦葺とあり、これは東照宮の「坂下門」と同じなので、「坂下門」の画像から「背面唐門」を推測しようと思いましたが、ネット画像のほとんどが正面からだけで、背後の写真が中々見つかりませんでしたが、こちらでは背後からの写真があり大変助かりました。本柱二本の背後に控え柱が二本あり薬医門形式のように見えますね。薬医門の屋根を切妻を変形して唐破風造りにしている平唐門のようです。文化庁のデータベースの形式欄の「一間一戸平唐門、銅瓦葺」では控え柱の数が分からず四脚門なのか薬医門なのかはたまた棟門なのか全く分からないのが問題です。「一間一戸薬医門、唐破風造(平唐門)、銅板葺」とでもすれば柱の構造と屋根面の形式が明快になるのですが...
ところで、当サイトの「坂下門」の説明に「八脚平唐門」とあるのが気になりました。写真からはとても八脚門のような大掛かりな門ではなく、控え柱二本ですからあえて言うなら「二脚平唐門」ではないかと思うのですが...
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